第二の患者の手記

35才の旦那さんがガンになりました。2019年5月後腹膜原発胚細胞腫瘍ステージⅢと診断される。2019年11月経過観察へ。経験者の方のアドバイスなど頂けると嬉しいです。

辛い事と嬉しい事

本日はがんセンターの腫瘍内科の先生の診察でした。

主に今後についての説明でした。

病状から言って死亡する可能性がある事を

覚悟しておくようにと言うこと。

旦那さんの会社の産業医との連携の話。

子供のがんの遺伝子検査を受けるかどうか。

ゲノム検査をするかどうか。

色んな話を聞いて直ぐには決められない事が多く、

とりあえず持ち帰ることに。

 

 

さらに先日の泌尿器科の先生の話では、

来週に予定している生体検査の結果を待たずに、

抗がん剤治療を始めると言われたのですが、

腫瘍内科の先生にはそれは出来ないと言われました。

旦那さんのがんの種類はそれをしない方が

良いと判断されたそうです。

抗がん剤はただでさえ体に負担がかかるし、

旦那さんのがんに効かない抗がん剤を入れて

副作用で死亡する可能性もあるとのこと。

なるほど…と理解は出来るけど二転三転する予定や

やっと治療に移れる!と思ったのがぬか喜びで

正直意気消沈してしまいました…。

とは言っても1歩ずつ前に進むしかないので

気を取り直して来週の検査入院に備えることに。

 

帰りに夕飯を食べて帰ろうと旦那さんが言うので

お寿司屋さんに行きました。

前回の診察の日もその前の日も時間が

遅くなってしまったので外食して帰りました。

夫婦2人だけでこんなに出掛けたり外食するのは

本当に久しぶりで新婚時代に戻った感覚になります。

「こんな時に不謹慎だよね?」

と私が言うと

「プラスに思えるって事はいい事でしょ」

と旦那さんは言ってくれました。

病気になって大変な事ばかりだけどちょっぴり

嬉しい事もありました。

お財布は少し寂しいですが…(^_^;)