第二の患者の手記

35才の旦那さんがガンになりました。2019年5月後腹膜原発胚細胞腫瘍ステージⅢと診断される。2019年11月経過観察へ。経験者の方のアドバイスなど頂けると嬉しいです。

看護師さんというお仕事

 

最近は旦那さんの体調も良くがん治療も順調なので、

「1クール目は本当に辛かったわ~!」

「見てる方も辛かったよ~。

本当に死んじゃうと思ったよ!」

そんな話も出来るようになりました。

そんな流れで、

「あの頃はくまさん(旦那さん)が死んじゃったら高給の夜のお仕事か看護師さんになろうかと思って看護学校の事とか沢山調べちゃったよ」

「そう言えばこの間、実習に来てた子も1度社会人になってから看護学校に入ったらしいよ」

「へぇー!ママ友さんでも子供産んでから行ったって人がいるんだよね。

意外とそういう人多いのかもね」

「もしやりたいなら俺が生きてる間に学校通った方がいいんじゃない?

調べてみたら?」

そんな話をしました。

 

 

実は私、ずっと看護師さんになりたかったんです。

でも実家が貧乏だったんで進学はおろか就職してからも家にお金を全額渡していたので学費を貯めることも出来ませんでした。

その後、結婚してその夢はすっかり諦めていました。

でも旦那さんががんになってお世話をしてくれる看護師さんを見てやっぱり素晴らしいお仕事だなぁと改めて思いました。

今なら貯金も昔よりあるし!

社会人入試なら小論文と面接+αだけだし!

看護師になれば稼げるし!

何より旦那さんがまた病気になった時に今よりもっと力になれるかも!

と熱が上がりました!

 

でも…

 

大事なお金なんだから自分じゃなくて子供の学費にとっとくべきじゃない?

授業ついていけるの?

子供達との時間を減らしてまでやる事?

来年保育園役員だよ?

そもそも看護師なんてハードな仕事自分に務まるのか?

ていうか来年の募集もう終わってる

( ̄▽ ̄;)!!

 

 

悶々としながら調べてみたら通える範囲の看護学校の受験は既に終わっていました…。

更にママ友さんからもお話を聞いてみると、子供がいて通っていた方々は皆、親と同居してたり旦那様が自営業で時間の融通がきいたから通えた、と話していて核家族の我が家にはちょっとハードルが高そうでした。

うーん、残念…。

まぁやってやれない事もないかも知れませんが、とりあえず今は保留しようと思います。