第二の患者の手記

35才の旦那さんがガンになりました。2019年5月後腹膜原発胚細胞腫瘍ステージⅢと診断される。2019年11月経過観察へ。経験者の方のアドバイスなど頂けると嬉しいです。

術後初の診察

 

肝臓腫瘍切除および胆嚢摘出手術から2週間程が過ぎ、今日は退院してから初めての外来診察日でした。

最近がんセンターはとても混んでいます。

駐車場に車も停められない程です。

会社の検診で引っかかった人がこの時期多いのかな?と推測するも真相は分からず。

機会があれば職員さんに聞いてみようと思います。

 

 

さて、今日の診察では

・朝一に採血した血液検査の結果

・同じく朝撮ったレントゲンで腹水の溜まり具合を見る

・手術を写真を見ながら解説

・術後の傷の具合を見る

といった感じでした。

 

 

血液検査の結果、腫瘍マーカーは相変わらず沈静化しているし肝機能も問題なし。

腹水も術後すぐは溜まっていたけど今はかなり減ってきたとの事。

手術の傷もまだ塞がってはいないものの順調に回復しているとの事でした。

 

そして今日の目玉(?)!

術中の画像解説!

内臓の写真だしちょっと怖かったのですが、

肝臓はよくレバニラを作る時に買う見慣れた豚レバーに似ていて怖くはありませんでした。

腫瘍ごと切除した部分の肝臓はフォアグラのような色になっていて、切断された写真には壊死して薄黒くなった腫瘍が写っていました。

浸潤する可能性が高かく、ついでに取った胆嚢は赤貝に似ていました。

と、食べ物を連想してしまうのは私たちが普段いかに他の生き物の命を頂いているかと言う事ですね。

あと今日知ったのですが、残った肝臓は特に縫ったりする訳でもなくそのままお腹に残しておけば自己再生するらしいです…。

凄いですね。

 

 

術後の経過も順調なようで安心しました!

来週また同じ消化器外科の先生と腫瘍内科の先生の診察がありますので、それまで健康的な生活を維持したいと思います。

 

 

診察が終わりお昼ご飯を食べて帰る事になったのですが、

「今日はステーキ!」

と診察前は言っていたのに

「写真見たら肉食べたくなくなった…寿司にしよう…」

と旦那さん。

意外とナイーブ。