第二の患者の手記

35才の旦那さんがガンになりました。2019年5月後腹膜原発胚細胞腫瘍ステージⅢと診断される。2019年11月経過観察へ。経験者の方のアドバイスなど頂けると嬉しいです。

骨髄バンク登録&削除

 

先日献血センターでもらってきた漫画がお気に入りな長男。

詳しくはこちら↓

nonousagi.hatenadiary.com

 

「大人になったらドナー登録する!」

と高らかに宣言した長男。

ちゃんとわかって言ってるのか~?

と何となく心配になった私は

「でも入院もするし注射器で刺すんだよ~?大丈夫~?」←いじわる

と聞くと、

「う~ん、痛いのやだけど…でもそれで助かる人がいるんだよね?

だったら我慢する!」

と長男…。

 

 

え~!

なんて出来た息子さんなんでしょう…(´;ω;`)

本当に私の子…?

旦那さんの入院で長男も何か思うことがあったのかもしれません。

うれしかったです。

でも同時に自分が恥ずかしくなりました。

『小学生の子が登録するって言ってるのに私ときたらいい年してスルーしてた。

生理痛重いとか子供いるからとか言い訳して献血も行かなかった。

子供とって尊敬出来るお母さんでいたい!』と。

 



というわけで骨髄バンクにドナー登録しました!

骨髄バンクのHPからパンフレットを取り寄せ内容に同意出来たら申込用紙に必要事項を記載。
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パンフレットの巻末に付いてます。↓

直接献血センターに直接行っても登録できるそうです。

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これを献血ルームに提出して血液検査のため少量の血液(試験管半分くらい)を採取して終了。

これだけ!

あっという間に終わりました。

終わると可愛いカードが頂けます。↓
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私の登録はこれで終わり、続いて旦那さんのドナー登録の抹消について聞いてみました。

私は今まで献血もドナー登録もしてませんでしたが旦那さんは献血常連、ドナー登録も5年前に済ませていました。

献血はお菓子食べれるから行ってただけだし、ドナー登録も献血センターで勧められたからしただけ。」

と旦那さんは言っていましたがそういうことがサラッと出来るのはかっこいいな~と思います。

がんに罹患してしまうと、この先完治したとしても献血も臓器提供も出来ません。

旦那さんが最後に献血したのは一年ほど前なのでもう採血した血液は残っていないと思いますが念のため献血センターにお知らせしました。

ドナー登録についても解除してもらおうと思ったのですが、

「骨髄提供のお願いが来た時に断ってもらえば大丈夫です」

と言われてしまいました。

 

 

移植をうける患者さんからしたら断られるのも返答を待つ時間も嫌じゃないかな、と思って登録解除を申し出たのですが、そう言われてしまったのですごすごと帰ってきました。

帰宅後、骨髄バンクのHPを調べると、

『 登録はコーディネート期間を除き、いつでも取り消し出来ます』

と記載があったので恐らく献血センターの方は、『 がんになって大変な時に取消のためだけに来なくも大丈夫ですよ』と気を遣ってくれたのでしょうね。

でももう入院の予定もないし体調も悪くないので、そのうち旦那さんとも来ようと思います。

補足ですが、今回私がドナー登録したのは骨髄バンクの理念や移植のシステムに同意し自分がしたいと思ったからしただけです。

人の価値観や環境は様々で登録していない方やしたくない方がいらっしゃるのは当たり前の事だと思います。

そういった方々に「しなきゃダメでしょ!」みたいな感情はありませんので念の為(^^)