第二の患者の手記

35才の旦那さんがガンになりました。2019年5月後腹膜原発胚細胞腫瘍ステージⅢと診断される。2019年11月経過観察へ。経験者の方のアドバイスなど頂けると嬉しいです。

【お金】がん見つかってから経過観察に至るまでの医療費

 

今回の治療にかかった費用をまとめてみました。

旦那さんと同じくがんで闘病されてる方、特に胚細胞腫瘍の方のご参考になれば幸いです。

先日も同じ写真を載せましたが治療の計画と一緒に見ていただけると分かりやすいと思います。

※ピンクが入院、青が外来、黄色は抗がん剤投薬日です。


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4月(がん発覚~検査)    17230円

5月(がんを特定する検査)   99580円

6月(血栓手術、BEP療法)    251038円

7月(BEP療法、グラン注射)    118797円

8月(BEP療法、グラン注射)    136762円

9月(血栓手術、検査)      162340円

10月(転移がん切除手術)    142607円

11月(術後入院、検査、診察)  61030円

 

合計  929384円 別自費82776円

総合計       1012160円

 

 

⬆こちらが実際に支払った金額です。

いやぁ、100万超えちゃいましたね。

基本的に毎月限度額認定証は使っていましたがこれくらいの出費は免れませんでした。

そして下記は高額療養費制度を利用して戻ってきた金額です。

 

4月         なし

5月         なし

6月         138496円

7月           33504円

8月           54049円

9月           94864円(この月から多数該当)

10月       100000円くらい?(予想)

11月         20000円くらい?(予想)

 

合計  440913円+付加給付20000円×6ヶ月分

総合計       560913円(仮)

 

 

高額療養費制度と付加給付でいくら戻って来るかザッと計算したところ56万円程でした。

ちょうど支払った金額の半分くらいですね。

 

 

 

この金額を見て思うことは、

貯金はやっぱり必要だ~~!!

保険も入ってて良かった~~!!

と言うことです(^_^;)

うちは夫婦共々旦那さんの会社の健康保険組合の共済で1番安いプランに入っています。

それでも今回かかった医療費はペイできる位の共済金がおりるので本当に助かりました。

 

 

 

金銭面もそうですが、共済に入っていた事で旦那さんの精神的負担も軽減できたと思います。

手術や入院が嫌だなぁと思っても、

「お金が出るなら仕事だと思って頑張れる」

と旦那さんは言っていました。

他にも吐き気で食べれる物が少なくなった時は、高級フルーツも思い切って買えたし、白血球が少なくなって感染症対策にちょっとお高い空気清浄機も買えました。

また私が思い切って仕事を休んで看病に専念出来たのも共済に入っていなかったら無理だったかもしれません。

 

 

 

ただちょっと残念だったのは、

「俺35歳になったから次回の健康診断からバリウム飲むんだよね。

がんとか見つかりやすくなりそうだから共済のがん特約入ろうかな。」

と話していて資料を取り寄せた矢先にがん宣告されてしまったことです( ̄▽ ̄;)

あと半年早く特約付けてれば…海外旅行くらい行けたかもしれません…。

保険や共済のタイミングって本当に難しいですね。