第二の患者の手記

35才の旦那さんがガンになりました。2019年5月後腹膜原発胚細胞腫瘍ステージⅢと診断される。2019年11月経過観察へ。経験者の方のアドバイスなど頂けると嬉しいです。

生検手術前日入院

本日から旦那さんはまた入院です。

明日はCTガイド下生検の予定。f:id:nonousagi:20190716211258j:image

お昼は食べられないそうなので、術後に食べれるように果物でも持って行こう。

でもそんなにすぐ食べれないかな?

 

毎回入院する度に病室が変わるのですが今回のお部屋は一番奥の角部屋。

静かで良さそうです…が。

この角部屋に行く際に1クール目に入院していた重症個室の前を通るのが最短ルートなのですが、旦那さんが遠回りして行こうとするので

「こっちの方が近いんじゃない?」

と聞くと

「重症個室の前は通りたくないんだよ。」

と旦那さんは言いました。

何でも1クール目の時の大変だった頃を思い出して辛いとの事。

それと3部屋ある重症個室はドアが全て開いていて(旦那さんの時は閉めていたので何かの理由があるのかな?)廊下から中の様子が少し見えるのですが、どの部屋も色々な医療器具が沢山置かれてかなり物々しい雰囲気です。

『あそこに自分もいたのか…』と思うとゾッとして見るに堪えないのだそうです。

重症個室に入院中はほとんどまともに喋れなかったから愚痴も聞けなかったけど、よっぽど辛かったんだろうなぁ…としみじみ思いました。

 

そんな旦那さんを病室に残し帰宅し、私は家でこうしてブログを書いている訳ですが、やっぱり入院初日は旦那さんがいない事に一段と寂しさを覚えます。

以前は旦那さんが出張でたまに夜1人になると、『のんびり出来て良いかも~』なんて思っていました。

その頃が今では遠く感じます。