第二の患者の手記

35才の旦那さんがガンになりました。2019年5月後腹膜原発胚細胞腫瘍ステージⅢと診断される。2019年11月経過観察へ。経験者の方のアドバイスなど頂けると嬉しいです。

優しい人

最近、通院続きで旦那さんも私も子供たちが

帰ってくる時間に家に居られません。

そんな日は旦那さんのお母さんに家に来てもらい、

子守りをお願いしています。

私はそれが申し訳なくて病院が終わったら

一刻も早く家に帰らなくては!

と焦ってしまうのですが、旦那さんは病院の帰りは

気晴らしに買い物したり外食したりしたいようで

結局子供たちの食事の世話もお義母さんに任せる形に

なってしまいます。

「本当にいつもごめんね」とお義母さんに謝ると

「全然いいよ!むしろ良かったよ!」

と言われ何が良かったのか聞くと

「くま(旦那さん)がどこか寄りたいとか、

何か食べたいって思ってくれるのが嬉しい。

何にもしたくないよりずっと良いよ!

私はこんな時しか役に立てないからどんどん

頼んでね!」と言ってくれました。

 

実はお義父さんも今、がんを患っています。

初期の前立腺がんなので手術すれば完治する

とはいえ、お義母さんも忙しいのに

こんな風に旦那さんや

私を労わってくれます。

お義母さんは本当にいつも聖母のように優しいです。

そのお義母さんに育てられた旦那さんも

やっぱり優しい。

そんな旦那さんがこんなに若くがんに

なってしまうなんて…。

なんて酷いんだろう…。

誰のせいでもないって分かってるけど

そう思ってしまう。