第二の患者の手記

35才の旦那さんがガンになりました。2019年5月後腹膜原発胚細胞腫瘍ステージⅢと診断される。2019年11月経過観察へ。経験者の方のアドバイスなど頂けると嬉しいです。

子供への影響

昨日は長男こぐまの運動会でした。

旦那さんは大事をとって半日で帰宅。

午後はお義母さんと義妹が来てくれて

こぐまの勇姿を見守ってくれました。

PTA、親子競技系は全部私が出ました。

「お父さんは何も出ないの?」

と疑問に思われないかヒヤヒヤでしたが大丈夫でした。

こぐまにはまだ旦那さんのがんの事を言ってません。

具合いが悪くて病院に通ってるんだよ、

程度には話したものの『がん』というワードは出してません。

 

先日、大学病院で子供にもがんという病気について

話してあげた方がいいと言われました。

『子供は親に何かが起きると自分のせいでは

ないかと考えてしまう』

抗がん剤で髪の毛が抜けた時、自分が病気になったら

こうなってしまうのかと勘違いしてしまう』

『親が子供に隠し事をしていると孤立心が高まる』

など黙っているデメリットがあるそうです。

確かにそうだなぁと納得出来るのですが、

まだ7歳のこぐまに話すのは正直尻込みします。

特にこぐまは昔から『死』という概念に敏感で

「これすると死んじゃう?死にはしない?」

「俺より先にお母さんが死んじゃうの?ばぁばは

いつ死んじゃうの?」

「死んだらどこに行くの?動物はみんな天国?」

などことある事に言っていて、

死ぬ事に対して良くも悪くも関心が強いので

旦那さんが死に近い位置にいる事を知った時、

怖くて眠れなくなるんじゃないかとか、

不安で学校生活に支障をきたしたらどうしようとか…

色々考えてしまうのです。

 

とはいえ隠しきれるものでもないと思うので

入院前には話そうかなと思っています。

言葉選びに気をつけなければ…。

難しいなぁ。