退院中の葛藤

今日は午前中に白血球増加剤グランの注射の予定があり、病院へ行ってきました。

昨日から下痢と吐き気が酷いので先生にお話してくるかと思いきや、診察室から出てきた旦那さんに聞いてみると何も言わなかったとの事。

｢吐き気は昨日よりはマシだし、下痢も抗がん剤打つとしょっちゅうしてるから大丈夫。｣

というのでとりあえずその場は了承しました。

病院の帰りに少し歩いてリハビリしたいと言うので近くのスーパーへ行きました。

旦那さんが食べやすい物や飲み物を買ってお会計していると、既に辛そうな旦那さん…。

すぐさま帰りました。

さらに帰りの車の中で旦那さんが次男にグミを食べさせようとした時、上手く掴めずに床に落としてしまいました。

｢大丈夫？｣と聞くと、

｢最近手先が少し痺れてるんだよね｣

と旦那さん。

これも抗がん剤の副作用の一種だとは知ってはいたものの、旦那さんから聞いたのは初めてだったので

｢ちょっとでも変化があったら先生に言った方が良いんじゃない？

何かの前兆だったら怖いしさ…｣と私が言うと、

｢うーん、最初のうちは逐一言ってたけど入院してると一日に何回も同じ事聞かれるし、今言って『念の為入院しましょう』ってなるのは嫌だから。｣と旦那さんは答えました。

前々から私が体調を聞く時と、先生や看護師さんに聞かれた時とで差があるなぁと感じていたのですが、そういう訳だったのか…。

気持ちはわかるけど何かあってからじゃ困るし、ちゃんと言って欲しいと私としては思ってしまいます。

でも治療しているのは旦那さんだし、旦那さんには旦那さんの考えがあるのだから出来るだけ尊重したいとも思います。

最近こんな葛藤ばかりしている気がします…。