抗がん剤4日目

今日も抗がん剤が投与され旦那さんはだるさとの闘いになってきました。

しかし治療が始まる前と比べると痛みが無くなって来たと言っているので、がんに効いてきてくれてるのかな？と期待が高まります。

明日はレントゲンを撮るので少しでも良い結果が聞きたいなと思っています。

今日眠っている旦那さんの寝顔を見ながら、先日看護師さんから

｢ご主人は治療に前向きなのがとても素晴らしいです。

中には抗がん剤が怖くて治療を受けるのを嫌がる人もいるので。｣と言われたのを思い出していました。

がんになる前から旦那さんは

｢自分が死んだ後の事なんて全く興味無い｣

｢葬式なんてしなくてもいいよ｣

｢骨は庭のポチ(昔飼ってたペット)の隣に埋めてくれれば良いよ｣

｢ドナー登録はしてあるから臓器提供だけよろしくね｣

などと言っていて他の人に比べると生に対して執着があまり無いように思えました。

それが私は少し寂しかった。

私は一緒のお墓に入りたいとか、遺骨を手放したくないとか思ってしまうたちなので(^_^;)

でもがんになって旦那さんは、

どんなに苦しくてもご飯を全部食べて、

辛い治療にも弱音を吐かずに頑張ってる。

生きようとしてくれている。

私と子供たちを残して死ねないと言ってくれた。

私達が旦那さんの生きる理由になっている事が嬉しかった。

今を生きようとしている旦那さんはとても素敵に見えます。

こういう事は普段本人には恥ずかしくてなかなか言えませんが、頑張って伝えてみようかな。