第二の患者の手記

35才の旦那さんがガンになりました。2019年5月後腹膜原発胚細胞腫瘍ステージⅢと診断される。2019年11月経過観察へ。経験者の方のアドバイスなど頂けると嬉しいです。

3クール3日目

3クールも3日目に入りました。

前回もここら辺から副作用がキツくなってきたので今日もそろそろかな?と思って病院へ向かいましたが、予想に反して旦那さんは元気でした。

「ちょっとだるいくらいで吐き気も無いよ~」との言葉にホッとしました。

クールを重ねると副作用も軽くなると先生も言っていましたが本当でした。

良かった(^^)

 

それと先週病理検査のために組織を取る手術をしたのですが、取った組織のがん細胞が全て死滅していた為、検査は出来なかったそうです。

抗がん剤が効いているという事なので喜ばしいは喜ばしいのですが、また病名は先延ばしです。

とりあえず4クール抗がん剤をやり終えてから次の手段を考えるそうです。

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旦那さんが胚細胞腫瘍疑いと言われてから穴が空きそうなほど読んだこの本。

胚細胞腫瘍について書かれた数少ない書籍です。

精巣がんは胚細胞腫瘍の一種で精巣が原発

精巣がんが10万人に1.2人という発生率。

旦那さんのは後腹膜が原発の胚細胞腫瘍で性腺外胚細胞腫瘍といいます。

これはもっと発生率が低く、全胚細胞腫瘍の2~5%。

この本で性腺外胚細胞腫瘍について書かれているページは僅か6ページですが、精巣がんとほぼ同じ治療方法なのでこの本を読めば、どんな治療が推奨されているのかなど詳しく分かります。

病院ではまだ病名がハッキリしていないので、

どんながんなのか、生存率、ステージすら説明されていません。

そんな中、この本が私の心の支えでした。

素人の私が本を読んで知識を得た所でどうにもならないのですが、何の見通しも立たないのとでは安心感が違います。

中には目を背けたいような厳しい事も書いてありますが、やっぱりちゃんと知りたい。

知った上で旦那さんと最良の選択をしたい。

そう思います。