第二の患者の手記

35才の旦那さんがガンになりました。2019年5月後腹膜原発胚細胞腫瘍ステージⅢと診断される。2019年11月経過観察へ。経験者の方のアドバイスなど頂けると嬉しいです。

男は黙って…?

今日は昼食を旦那さんと一緒に食べようと思い、お昼前にお見舞いに行きました。

着くと旦那さんは眠っていて

「お昼冷めちゃうよ」

と起こしてもなかなか起きませんでした。

何とか目を覚ましてご飯を食べてもムスッとしていて、話しかけても上の空。

「明日雨だから外出出来ても室内になっちゃうね(土曜日のみ外出許可が出ていました)」と私が言うと、

「さっき看護師さんから血栓予防の薬を明日の午後から点滴に切り替える事になったから外出は午前中だけって言われた」

とボソリと言いました。

『あぁ…だから不機嫌なのか』

と腑に落ちました。

手術の恐怖心と急な予定変更で気持ちが沈んでしまったようで食後も直ぐに寝てしまいました。

こういう時の旦那さんは放っておくのが1番。

足早に病室を後にしました。

 

 

何度も言ってますが旦那さんは本当に弱音を吐いたり愚痴を言ったりしません。

「口に出すと自分がそう思ってるって事を自覚して弱い自分が嫌いになるから言わない。

うさぎさんに話すのも嫌だから俺が自分の中で気持ちを処理できるまで放っておいて欲しい。」

と同棲したての時に話していました。

『偉いなぁ』

と思う反面、

『理由も言わずに不機嫌でいられるのも嫌だけど…』

とも思いましたが旦那さんの主義なので仕方ありません。

 

 

結婚して12年経ち随分慣れましたが、病気の時ぐらい弱音吐いても良いのになぁ~と未だに思ってしまいますね(^_^;)

短くなってしまったけど明日の外出時間は少しでもストレス解消出来るといいなぁ。