本日退院日
旦那さん退院しました~!
今朝お迎えに行ったのですが何故か旦那さんはぐったりしておりました。
理由を聞くと、
昨日重症個室が満床だったので移動して欲しいと言われて大部屋に移動したはいいものの、同室の患者さんが一晩中咳き込んでいて眠れなかったとの事。
更に昨日回診に来た先生がインフルエンザに感染していた事が発覚し、旦那さんは今の所症状は出ていないものの予防の為にタミフルを飲む様に言われ、薬を処方する処理に時間がかかってイライラしている様でした。
そんな事で機嫌損ねなくてもいいのに…と思ってしまいましたが長期間の入院でストレスが溜まっているのでしょうね。
出産の時くらいしか入院経験のない私には分かりませんが家に長い間帰れないのは相当精神的に参るようです。
帰宅後は直ぐにお昼寝しちゃいました。
明後日はまた消化器外科の先生の診察。
来週は腫瘍内科の先生の診察があります。
今後の治療方針がどうなるのか気になって仕方ないですが、まずは旦那さんの体調と気分が上向きになるようにサポートしたいと思います。
術後13日目
今日はやっと外出許可がおりたので旦那さんがお家に帰ってきました。
抗がん剤治療中と違って痛みはあるけど意識ははっきりしているので今回の入院は尚更外に出たくて仕方なかったようです(^_^;)
旦那さんが帰ってくると子供達は我先にと
「あれ見て~!こっち来て~!」
と旦那さんの取り合い。
旦那さんも幸せそうでした(^^)
とりあえず予定では次の火曜日に退院なのでもう少しの辛抱です。
今回の入院では看護学校の学生さんが研修に来ていました。
看護師さんと一緒にいて見学する感じかと思ったら、かなり手厚い介助をして下さったのでビックリしました。
聞けば学生さん1人に付き患者さん1人を担当するとの事で、歩行訓練の付き添いや検査の時に車椅子を押してくださったり雑談などにも付き合ってもらいました。
先月末最終日だったのですが、
こんな専用の冊子まで手作りしてくれました!
授業の一環でして下さってる事とは分かっているものの感激してしまいました。
嬉しかったです。
色んな方にお世話になって元気を貰ってるなぁとしみじみ実感している毎日です。
術後10日目
旦那さんだいぶ体の自由がきくようになってきて歩行訓練が屋外までOKになりました。
昨日は頑張って駐車場を1周したら少し傷口から出血してしまいました(^_^;)
更に今日の朝は少し発熱があり原因を探るためCTを撮りました。
何事も無ければ良いのですが…。
良いお知らせもありました。
手術で取った腫瘍ですが病理検査の結果、がん細胞は全て壊死していたそうです。
BEP療法がよく効いてくれました。
身体にまだ残っている肺や後腹膜の腫瘍も死んでいる可能性が高いので、もしかしたら手術はこれで終わりになるかも、との事。
再発の可能性を考えれば手術で全て取ってしまった方が良いのですが、手術もリスクがあるのでどちらが100%良いとも言えない。
これについてはまだ術後の経過を見ながら先生方が方針を考えてくださるようです。
がんについてはこんな感じですが、最近は旦那さんのホームシックが深刻です(^_^;)
私が毎日お見舞いで子供達の様子を話すのですが、
「今日洗濯物干してたら、こうさぎ(次男)がくまさん(旦那さん)のパジャマ見て『おとうたん、いるの?おとうさんのふく!』って言ってたんだよ~」
と話すと、
「家に帰りたくなっちゃうよ~…」と嘆いておりました。
主治医の先生の話では明日の血液検査の結果次第では週末外出する事も出来るかも、と仰ってましたがどうかな…。
なるべく寂しくないようにしてあげたいですが、写真など見ても帰りたい気持ちが強くなるだけだと言うしどうしたもんかな…(;-ω-)
今日はハロウィンなので病院でハロウィンデザートが出たそうです(^^)
術後8日目
今日は病院の栄養士さんによる栄養指導がありました。
患者さん全員にする訳では無いそうですが、糖質オフのチョコを食べていた旦那さんを見て看護師さんが、
「退院後の食事の事で気になる事があるなら栄養指導しましょうか?」
と聞いてくださいました。
私も旦那さんもネットでかじった知識のみで何となく、
『ブドウ糖減らした方がいいかなぁ?』とか
『にんじんジュース沢山飲んだ方がいいのかな?』
くらいにしか思っていなかったので、プロの意見が聞ける絶好の機会を頂けて嬉しかったです。
がんの再発予防に糖質制限をしようと思っているのですがどう思われますか?と聞くと、
「今は術後で体力を戻すのが最優先なので炭水化物を全く食べないって言うのは良くないです。
むしろ肝臓を再生するのに必要なのでバランス良く食べて下さい。
それプラス今は脂質を少し多めに取った方が良いですね。
あとは消化にいい食事だと肝臓にも無理がないです。」
炭水化物からエネルギーが取れないと他の栄養素で補おうとして肝臓に負荷がかかる為、今の旦那さんに糖質制限は良くないとの事。
更に、
「禁煙、減塩、食物繊維を摂ることもがんのリスクを下げると言われています。
糖質制限やゲルソン療法は確立された治療法では無いのでこちらの病院では取り入れていませんが、ご自分で納得出来るなら体調が万全になったらやってもいいと思います。」
だそうです。
まとめて言うと今はとにかく手術で失った体力と肝臓の為にバランスの良い食事が大切との事でした。
確かにそうですね。
色々気になる食事療法はこれから勉強してどんな風に取り入れて行くか決めようと思います。
↑がんセンターの図書館で借りた本。
健康に気を付けつつ美味しい食事をしたいですね。
術後1週間
手術後1週間が経ちました。
先週の月曜日は手術してたんですね。
早かったような長かったような…。
今日は長男の小学校が振替休日だったので一緒にお見舞いに行きました。
話したい事がたくさんあったようで2人でずっと喋っていて私は蚊帳の外でした(^_^;)
旦那さんは傷口のホチキスも外れて(思った程は痛くなかったとの事)点滴も無くなり自力で歩行できるようになりました。
ご飯もお昼から柔らかいご飯から普通のご飯に変わっていました。
半分くらい食べれるかな?と思っていたらまさかの完食!
やっぱり普通のご飯の方が美味しいもんね~(^^)
そのお見舞いの帰りに
「お父さんいつ治るの?」
と長男に聞かれて思わず口篭りました。
「うーん、まだちょっとわかんないな~。
でも頑張って治してる最中だから応援しようね」
「僕の風邪みたいに1週間位で治ればいいのにね」
「ホントだねぇ、お母さんもそう思うわ」
そんな会話をしながら帰りました。
今でこそ落ち着きましたが一時期長男が若干情緒不安定な時期がありました。
学校の先生の話によると、誰とも遊ばずにぼーっとしていたり、小さな事で泣き出したりする事があったようです。
本人にそれとなく聞いてみても原因に思い当たる所は無さそうでした。
恐らく自覚はないけど何となく『お父さんも病気で家に居ないし、お母さんやじぃじばぁばもバタバタしてて大変そうで不安だな…』って感じだったんではないかと推測しています。
ちょうど夏休みに入る時だったので、注意深く見守りながら一緒に遊ぶ時間を増やしたりしていたらいつの間にか普段通りに戻りました。
子供達にも負担をかけてしまって申し訳ない気持ちもありますが、いつかこの経験が彼らの糧になってくれたら嬉しいなとも思います。
親の勝手な願いですけどね。
帰りのスーパーで長男にねだられて買ったハロウィンかぼちゃ。
食べられる種類のようなので11月になったら子供たちの好きなかぼちゃコロッケにしようと思います。
術後6日目
旦那さんのお見舞いに行く時、私の昼食を持って行って一緒に食べる事が多いです。
今日はスーパーに寄って冷凍食品のカレーうどんを買って持参しました。
病院に着いてレンチンしようとしたら…
鍋で作るやつだった~!!
…という失敗をもう3回くらいしています(;´д`)
仕方ないので以前旦那さんが買って病室に置いてあったカップラーメンを頂きました…。
今日の旦那さんの昼食は柔らかめに茹でたほうれん草、ウインナーなどだいぶ普通のご飯に近づいてきました。
身体を動かすのもかなりスムーズになり、しゃがむ動作以外はそこまで痛く無さそうでした。
ただ下痢気味になってしまってトイレに行く回数は増えていました。
あと傷口のガーゼが取れたので見せてもらいました。
医療用のホチキスが沢山してあった何とも痛そう…
↓傷口の画像なので苦手な方はお気を付け下さい。
旦那さんの頑張った証ですね。
このホチキスを外すのが痛いとか痛くないとか…
(外す人の手腕が問われるらしい)
とりあえず傷の経過は順調だそうで安心しました。
術後5日目
今日も今日とてお見舞いです。
様子はこんな感じ↓
術後4日目
・術後1番の痛み!
・傷を庇っているせいか肩が凝り痛くなる
・この日から流動食(離乳食みたい)
・病棟1周を歩くリハビリを始めた
術後5日目
・痛みはだいぶ収まった
・食事は少し固形になった
・体の管が全部抜けて、あとは点滴のみ
・普通に喋れるようになった
・笑うとお腹に響くので冗談は程々に
↑これは今日のお昼ご飯です。
ご飯は五分粥でおかずはペースト状になっています。
まぁ美味しくはないですが、不味くもないって感じですかね。
昨日今日は旦那さんがマッサージして欲しいというので、肩や背中を優しく揉みました。
「ほかの所触ってもらうと、お腹の痛みが分散される気がする」
と言ってくれて嬉しかったです。
今日はだいぶ回復してきたな~と実感できました。
まだ当分お風呂には入れそうに無いので、明日は洗面器とお湯を持って行って足湯でもしようかなと思います(^^)