肺の手術、する?しない?
昨日は呼吸器外科の先生の診察日でした。
旦那さんの肺の残存腫瘍を手術するか否かを決めるための診察です。
旦那さんはあまり手術に乗り気ではなかったですが、腫瘍内科の先生からは出来れば取れる腫瘍は全部取って再発の可能性を低くした方が良いと言われていました。
呼吸器外科の先生はとても穏やかでゆっくりした口調で話して下さいました。
「今、肺に残ってる腫瘍の影を見てください。
(CT画像を指し)ここと、ここと、ここと、これもそうだしここにもありますね。
正直これを全部取る事はかなり難しいです。
数も多いし位置もバラバラで肺の大部分を取る事になってしまいます。
肝臓と違って肺は再生しませんし、切ったら切っただけ肺機能が低下します。
どうしても取りたいと言うのであれば取れるだけは取りますが、肝臓の腫瘍も全部死滅していたとお聞きしてますし化学療法が終わってからの画像と今の画像を比べても影が大きくなったりもしていません。
なので大きなリスクを冒してまで手術するメリットはあまりないのかな?
と思いますがいかがですかね?
もちろん野乃さんの意志を優先しますよ。」
そんな風に聞いてくださいました。
確かに腫瘍内科の先生が言う、
「取るだけ取って再発の可能性を減らす」
というのも分かります。
治すなら徹底的に短時間で終わりたいですし。
ですが旦那さんの場合、先日行った肝臓の手術でも取り切れなかった腫瘍がありますし、肺の手術をしたからと言って残存腫瘍が全部取り切れる訳でもない。
ならばその後の生活を考えて今回の肺の手術は見送りたい。
そう思いました。
呼吸器外科の先生にその旨を話すと了承して下さいましたが、来週の腫瘍内科の先生にもお話して果たしてどんな反応をされるかな(^_^;)
大反対されなければ取り敢えず治療はひと段落する事になります。
やっと大まかな目処がついて何だか安心してしまい、帰宅後に熱を出してしまいました。
私が…( ̄▽ ̄;)
ずーっと緊張していたんだなぁと改めて思いました。
どうかこのまま何事もなく終わりますように!