まだ遠い未来

昨日腫瘍内科の先生との診察の時、

｢他になにか聞きたいことはありますか？｣

と先生が診察の最後に聞いて下さったので旦那さんが、

｢がん治療が終わって経過観察になったらどれくらいの頻度で定期検査するんでしょうか？｣

と聞きました。

旦那さんは有休を使い果たしてしまっているので職場復帰後、どれくらいの頻度で会社を休まなければならないのか知りたかったようです。

すると先生は、

「それは人によっても違いますし、今の状態では何とも言えません。

遠い未来の話です。

今は治療を進めるしかないですよ。」

と仰いました。

確かにまだ手術できるかどうかも決まってないのに、治った時の事なんて無責任に話せないよな～と納得はしたのですが、

『遠い未来の話かぁ…』とこのワードに少し悲しくなりました。

BEP療法がやっと終わって最近は旦那さんもだいぶ体力が戻ってきて、普通の生活が出来つつあったので『死の恐怖』から遠のいていました。

だけどまだまだ安心しちゃいけないんだな…と改めて思い知らされました。

分かってたけど…だけどなるべく考えないようにしてたのに思い出しちゃった…。

はぁ～、怖い…。

旦那さんは、

「いちいち言われた事を深く考えなくていいんだよ～。

なるようにしかならないんだから。

で、明日はどこに出掛ける？」

と相変わらずの平常運転。

そう言われるともう笑うしかないですね！

いつも私の方が勇気づけられてます。